犬山城!針綱神社の歴史・犬山祭・ご利益・おみくじ・お守り・ご祈祷・結婚式
犬山城に入城しようとした時、その入り口で2つの大きな鳥居が目に入り、多くの人が「何でお城に行くのに神社があるんだろう?」と疑問に思うことでしょう。
犬山城の入り口には、2つの神社があるのです。
赤い鳥居の神社が三光稲荷神社で、石で作られた鳥居が針綱神社(はりつなじんじゃ)です。
この針綱神社は歴史ある神社で、熱田神宮・尾張大國霊神社・津島神社・千代保稲荷神社と共に、「尾張五社(おわりごしゃ)」と呼ばれています。
針綱神社の詳細情報についてお知らせするので、犬山城を訪れた際に参拝してください。
『針綱神社』の歴史・犬山祭
針綱神社の創建時期は不明ですが、1000年以上続く歴史ある神社です。
元々は犬山城天守閣近くにありましたが、1537年(天文六年)8月28日、織田信長の叔父である織田信康が犬山成田山がある山・白山平に移しました。
そして、1606年(慶長11年)4月8日の名栗町遷座を経て、1882年(明治15年)9月28日に元々あった現在の地に戻っています。
ちなみに、毎年第1土曜日・第1日曜日に開催される犬山祭は、針綱神社のお祭りです。
1635年(寛永12年)に城下町の下本町、魚屋町が練り物(神輿などの祭礼行列)を出したことに始まり、1635年(寛永12年)に下本町が人形からくりを奉納し、1649年(慶安2年)に犬山城城主の成瀬正虎がこれを推奨したことで、人形からくりを演じる車山(やま)を引いて城下町を練り歩く祭りとして犬山に根付きました。
きっかけとなった下本町の車山は、約8mの高さがあります。
2006年(平成18年)3月15日に『重要無形民俗文化財』に指定され、2016年(平成28年)12月には『ユネスコ無形文化遺産』に登録されました。
『針綱神社』の場所・拝観時間・拝観料・お守り・御朱印・絵馬・おみくじ
針綱神社の詳細情報は、次のとおりです。
名称 | 針綱神社(はりつなじんじゃ) |
---|---|
住所 | 愛知県犬山市犬山北古券65-1 |
電話 | 0568-61-0180 |
拝観時間 | 24時間 |
拝観料 | 無料 |
お守り | 800円、1,000円の2種類 |
御朱印の初穂料 | 300円 |
絵馬 | 1,500円 |
おみくじ | 100円、200円、300円の3種類 |
駐車場 | あり(犬山城の駐車場) |
『針綱神社』のご利益
針綱神社のご利益としては、「安産・子授け・長寿・八方除・厄除・交通安全など」が挙げられます。
織田信康が手彫りの犬を奉納したことから、特に「安産・子授け・長寿」にご利益があるとされています。
『針綱神社』のお宮参り・七五三詣、その他ご祈祷
針綱神社では、安産祈願、初宮詣(お宮参り)、厄除け(厄払い)、八方除(方位除)、七五三詣、子授け、災難除、心願成就、車祓い、家内安全、その他のご祈願を承っております。
ご祈願は毎日行っており、予約の必要はありません。
ご希望の人は、針綱神社の社務所でお申し込みください。
受付時間は、9:00~15:30です。
『針綱神社』での結婚式・挙式
針綱神社では神前挙式を挙げることができます。
費用は165,000円(税込)で、撮影プランも用意されています。
針綱神社で結婚式を挙げたいカップルは、犬山婚のサイトにあるメールフォームから24時間申し込みが可能です。
お急ぎの人は電話(0568-61-1196)で申し込みすると良いですが、平日10:00~18:00、土日祝9:30~19:00と受付時間が定められているので注意してください。
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